September 12, 2006

UNITED93

●「UNITED93」を観た。凄まじい「映画」だった。「映画」という表現にこのような可能性があったのか、と。

http://www.united93.jp/

●圧倒的な情報量と緊張感でラストカットまで一気に畳み掛け、観ている自分の鼓動を常に意識させられる。

●しかし既存のドキュメンタリーの手法とは一線を画す、一人称でありながら、そこに感情の匂いは伴わない不思議な視線の存在。敢えて言えば、神の視線というべきか。

●改めて思うと、その圧倒的な時間のほとんどはその日に当事者として立ち会わざるを得なかった人々の表情を捉えることに費やされていたのだと気付かされる。それぞれが、それぞれの神に祈るシーン。神は最後までただ見つめるのみ。

●そして、この世にスーパーマンはいない。その絶望を改めて思い知らされる。最後の瞬間。虚無の扉が少しづつ閉じ始めるのを待ちながら、ただひたすらじっとしていました。

●911というその素材から、映画そのものの評価は難しいが、素材抜きにしてもこの監督の手腕と誠意に★★★★★。

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May 09, 2006

キニナルエイガ0605

単なる備忘録ですが・・・。

隠された記憶
皆が口を揃えて「心臓が止まる」ほどの衝撃が待っているそうです。キニナル・・・

ファイナル・カット
若手監督のアイデア一発映画だそうです。「CUBE」「メメント」「π」と同じ匂いが・・・キニナル。

a scanner darkly
実写映像に特殊加工をして生み出された独自の映像世界。前作の「ウェイキングライフ」もキニナル。

バタフライ・エフェクト
「未来を変える」なんてむしろ陳腐とさえ思えるテーマだが・・・キニナル。


しかしSFばっかだな…

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April 25, 2006

レイクサイド・マーダーケース

「お受験」と「殺人」という一見結びつかないテーマが実に深いところで繋がっているという時代性をうまく汲んでいるのが面白い。 最初サスペンスとしては弱いかな…と思う部分の、その理由がジワジワと判明する辺りがなかなか。

役所広司・柄本明・薬師丸ひろ子・豊川悦司と役者も豪華で見応えあり。もっと話題になっても良かったのに…

でも監督の青山真治らしさは無し。あと、ラストシーンは超蛇足でした。

★★★☆

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April 08, 2006

かもめ食堂

不思議な映画。

聡美ともたいと片桐が食堂で働いている。それだけ。
場所はフィンランド。でもそれだけ。

ただの毎日の繰り返し(日本かぶれのヒルトネンが毎日やってくるシーンがシツコイ位に挿入されるのが妙に可笑しい)のなかでちょっとだけの変化がいくつか。出入りするお客さんとのちょっとしたエピソードがいくつか。

でもそれだけ。

波乱の展開もなければ、オチすらもない。
はっきり言って、TVドラマでもいいと思う。

でも、フィンランドでロケをしなければ、この三人でなければ、この空気は出なかったのだと思うし、それこそがこの映画の存在意義なのだと思う。
そして、皆それを期待して、それを堪能して、満足をして帰ってゆく。

それだけの映画。

それだけの映画なのに、幕張の映画館は満席でした(!)。不思議です。

★★★★

http://www.kamome-movie.com/


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December 09, 2005

知らなかった…

ジャック・バウワーがキーファー・サザーランドだったなんて…スタンド・バイー・ミーから幾年月…。

ちなみに24はまだ一秒分も見てません。

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December 08, 2005

AVP

→エイリアン・ヴァーサス・プレデター。

シカヲが「意外とオモシロイ」と言っていたので、観てみた。観る前の期待値をどれだけ下げるかで、「意外」かが決まるとも言っていた。その通りだった。くだらねぇー。中身ねぇー知ってる役者いねぇー。でもまぁ作りはそれなりに丁寧なので、テキトーに観る分は最後まで観られますねー。

でも、まぁ★★☆ってとこか。

ちなみにこの監督、他にはイベントホライズン、モータルコンバット、バイオハザードを撮ってます。納得。今回も根っからのB級アクション監督ぶりを発揮しておりますなー。 

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October 11, 2005

8月のクリスマス

公式サイト

韓国のホ・ジノ監督(四月の雪)による同タイトル作品を日本のキャストスタッフで再構成した作品。このタイミングでの公開は吉か凶か…?という以前にかなり小規模な配給のようですが…(^_^;

元々の韓国版を観たのが随分前なので、細かいところは忘れてしまっていたのだが、大胆なアレンジは一切なく、というかシーン構成までかなり忠実に再現されていたように思う。まるで俳優だけをそっくり換えて韓国版を上映したかのように…

だからといって、日本版がただの焼き直しだと感じさせないのは、やはり山崎まさよしと関めぐみの存在感によるところが大きいのだと思う。

相変わらず、いつのまにか「山崎まさよし」が演技をしているのを忘れて全く別人に見えてしまう自然さには驚かされる。顔も髪型もそこにいるのは正にまさよしなのに。

関めぐみも最初はかなり表情が堅いので大丈夫か!?だったのが最後は自然で表情豊かになってゆく(演出なのか、実際本人が上手くなったのか)のが好印象だった。ここでの評価が良かったからか?彼女は映画版「ハチミツとクローバー」の山田役(!)に抜擢されたそうな。

この二人のおかげで、韓国版のときにはなんとなく不自然に思えたシーン(警察や、投石の場面)が今回はすんなりと受け入れる事ができた。

もともとは「8月のクリスマス」というタイトルは雰囲気もので特に意味は無かったという話だが、ラストシーンや彼の歌う主題歌の歌詞がそのタイトルに寄り添った形でより自然にテーマに収まったように感じる。

という訳で、どちらが良かったという評価はヤボなのでしないけれど、原作とアレンジ、それぞれの良さが出た作品になったと思う。

ただ、原作がありきの作品なので★★★★で。

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September 08, 2005

復讐者に憐れみを

時間が過ぎるの早すぎ…

最近は部屋の模様替えと腹式呼吸がブームです。
あとイヌのポーズ。

「復讐者に憐れみを」は★★★かな。
オールドボーイはマニアックとはいえ、とてもメジャー感がある作品でしたが、これはバカ丁寧にアングラ感をだしてるなぁ。で、コワイのは断然こちら。画を見てるだけでコワイ。この緊張感とか空気感は黒沢清監督に通じるものがあります。

電気ショックのワナのシーンなんて、黒沢作品にも同じようなシーンがあったような気がする。これがまたコワい。ストーリーは必然性も脈絡もないところも似てるし。

演出も面白いシーンがあるしソン・ガンホの演技も良いけど、生理的にイヤなシーンが多いので何度もは観られないので、こんな評価です。

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August 29, 2005

sin city 秋公開


とりあえず10月に公開決まりました
日本サイトできました。

とりあえず観れる事が決まってメデタし×2!

とりあえずデルトロの顔が最高やね。

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July 01, 2005

ミリオンダラーベイビー

あ゛あぁ~。

やっちゃった。やっちまった。
あぁーやっぱやっちゃうんだねー。やっぱりねぇ。彼ならやっちゃうよねぇ。いや、彼だからやっちゃうんだよねぇ…。

…観ていないひとには、何がなんだかさっぱり分からない感想ですが。

彼の映画って、みんな映画で言うところのいっちばんの「キモ」の部分が、唐突なんですよね…。なんというか観客が求める「タメ」が足りない。

それは、「許されざるもの」でもそうだし「ミスティック・リバー」でもそうだし。今回もそうだし。

なんで?
なんでいきなりそうなる?

もうちょっとそこは悩んどけ!頼むからもうちょっと考えてくれ!それがニンゲンの悲しさってやつ?いやーそうかもしれないけど、なんか、その悲しさが伝わってこないのよ、彼の場合。

というわけで、やはり彼とは本質的に合わないという確信を得ました。

というか、あのTシャツはねーべ!!

★★★

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